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単一民族国家

単一民族国家(たんいつみんぞくこっか)とは単一の民族からなる国家のことである。言い換えると少数民族をもたない国家という事である。対義語は多民族国家である。ただし他民族が存在していても単一の民族の文化や言語や価値観を前提として国の執政がとられる場合も単一民族国家であると捉えることができる。

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英語においては単一民族国家はNationStateと呼ばれる。この場合のNationとは文化、言語、価値観を共有する民の意味である。wikipedi英語版の定義では民俗的エリアを指すNationと地政学的エリアを指すStateの両条件が併発し一致するエリアを指すとしている。しかし日本ではNationが国民と訳されるがこれは日本においては国家と民族が同一という前提が存在するからである。世界的観点から見ると、複数の民族からなる国(例アメリカやアフリカ諸国)や一民族が複数の国家として乱立している場合(例、中東アラブ諸国)や国家を持たず別々の国に散らばっている民族(クルド人)などいろいろな例が存在する。ユダヤ人は同じNationに属するがほとんどのユダヤ人は別々の国の国民である。他にもギリシアのギリシア人とキプロスのギリシア人は別の国民であるが同一のNationであるとされる。またアラブ民族による統一国家を形成しようというArab Nationalismはアラブ民族主義と訳される。つまりこの場合におけるNationは民族と訳するほうが正しい。

単一民族国家の例
大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、アイスランド、ポルトガル、アイルランド、アルバニア、ポーランド、イエメン他、南太平洋諸島のポリネシア系の島国などが、同一民族の割合が全人口の大多数(約95%以上)を占める国家である。

ポーランドは第二次世界大戦前はドイツ系、ユダヤ系、ウクライナ系の少数民族を多く有した多民族国家であったが第二次大戦のナチスによるユダヤ人虐殺、ドイツ系国民の強制追放などで現在ではポーランド系が97%の単一民族国家となっている。

フランスやトルコなどは民族主義が憲法に規定されているため非フランス系や非トルコ系(クルド人)などの異民族に対する同化主義が国策として奨励されている。近年のEUでヨーロッパ地方言語・少数言語憲章が作成されたがフランスの最高裁判所はこれを批准することは違憲であるとの判断を下している。さらにフランスでは国民はすべてフランス人であるとの主張のもとに人種・民族別の人口統計を収集することが法律で禁止されている。[1]

中東の幾つかの回教国では回教徒以外の帰化を認めていないばかりか回教の理想とするアラブ語およびアラブ文化が国政に組み込まれているため民族と宗教が融合した単一民族国家となっている。

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2009年04月28日 07:24に投稿されたエントリーのページです。

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